overdoingの日記

医学部再受験を考え始めたので,ブログでも始めようかと...

自己紹介

 わざわざ足を運んでくださった皆様にはとても申し訳ないのですが,このブログはそこまで明確な目的を持って開設したわけではありません.これはだれにも言えないなーと感じていることを書いていって,ただ決心がついた時に,きちんとそれまでの足跡が残っているといいなーというくらいの感じのものです.

 さてさて,本題?になるんでしょうか自己紹介と,この3年間なんとなくもやもやしてきた事を書きます.
一年間予備校浪人をして現在,京都の私立大学の3回生をやってます.
実績のある,面倒見のいい教授の元でやりたいことは何でもさせてもらえる,研究環境としてはこの上ないほどのものが揃っているのですが,なんというか不満というかなんというか,もやもやした感じがしたまま3年が経ってしまいました.もともと旧帝大を目指していたこともあり,入学当初は周りのウェイウェイした雰囲気に馴染めず(流されたくなかった?)この大学がいやでした.今になっていろんな人と関わってみると,真剣に長期留学を考えていたり,起業しようとしていたり,研究がしたくてこの大学に来たんだっていう人もたくさんいました.だけど入学当初の僕にとって,遊ぶために大学に来ている彼らがこの大学のすべてでした.
 そんななかに混じってしまうのはどうしてもいやで,1回生の時は仮面浪人をやってみたりもしましたが,結局落ちてしまいました.家族にも内緒,友達にも内緒でやっていたので,周りからすれば何やってたのかわからないような一年間で,周りが楽しそうに遊んでたり,仕送りもなく最低限のバイトしかできなかったので,とてもつらい一年間でした.
去年はその反動で遊んでしまいましたが,そのおかげでさっき言ったような人たちと出会うことができたので,自分にとっては必要な期間だったのかなと思います.
 今年から本格的な研究にうつったわけですが,さっきも述べたように研究室には何の不満もありません.ですが,何というか,自分はまだまだこんなもんじゃないと燻っているのですよ.仮面浪人を失敗して自分に能力がないのは自覚したはずですし,それを踏まえて何かにこだわって頑張って,必死に努力して生きるのもやめたはずなんですが,どうしてもスッキリしない何かが残っているのです.それならば研究で一旗あげればいいじゃないかという話なんですが,一度自分の中での価値基準が受験で構成されてしまったため,どうにもそうは思えないのです.だからと言って医学部再受験をやるかとなると,それがどれだけツラいことか知っている分,簡単には踏み切れないのですよ.
 なんだか長々と書いてしまいましたが,このブログがどういう意図で構成されていくのか,なんとなく感じ取っていただけたらうれしいです.

最後に,何かにこだわって生きたくないけど...みたいな葛藤が見事に描かれている氷菓というアニメがあるので,興味がある方は是非.21話がそれが一番大きく描かれています.